抜け道がある。
比較的マニアックな抜け道…。
その道を通るたびに気になる看板を目にする。
それがコレ↓
「おしんの生家コチラ」みたいな道標(?)
生家って…。
ちなみに大辞林によると、
生家=(1)その人の生まれた家。 (2)実家。さと。
おしん、実在してないっすよねぇ。
ま、細かいことはさて置き、
ずっと気になっていたんですよ。
この道を通るたびに。
おしんの生家って何?
何処にあるの?
気になる気になる…
夜も眠れない…
そんな訳で行って来ました。
おしんの生家に…。
上記道標から車で進むこと2.5km。
それほど親しくない友人に連れて来られたとしたら、
確実に、オレ殺される…
って思うレベルの山の中。
本当に人がいないです。
半径1km以内にホモサピエンスはいないんじゃないかって思えるくらい。
そんな先にありました。
ほうほう、「生家」としてのロケ地だったんですね。
遠くから見るとこんな感じ。
更に近づいてみましょう。
おしんの放送期間はwikipediaによると
1983年の4月から1年間とのこと。
実に26年以上前もの作品を
どんだけ引っ張るんだという気がしなくもないのですが、
それだけ愛された作品ということなのでしょう。
おしんの少女時代を演じた小林綾子さんは
この作品のおかげで
一生食い扶持に困らないような気さえします。
そうそう!忘れてました。
この生家、
中に入ることが出来るんです!!
ちょっと重い木戸を開けて中に入ると
そこは真っ暗。
照明設備はあるのかもしれませんが、
まったくわからず…。
しばらくすると闇に目が慣れてきて、
朧げながら周囲を認識出来るようになりました。
そこで視界に飛び込んで来たのが
芳名帳…?(観光地によく置いてある住所・氏名・感想なんかを書くノート)
中を覗いて驚きました。
神奈川、北海道、熊本…
日本全国から訪れているんです。
しかも最近の日付。
改めて「おしん」という作品の偉大さを感じさせられました。
【おまけ】
芳名帳に目を通していたら、
視界の先にぼんやり人影らしきものが…。
うわっ!!
ココ出るんかいっ!?
と焦って目を凝らして見れば…
撮影時の等身大パネルでした
(余りに暗すぎたので画像加工済み)。
ホントこういうの止めて欲しいです( ̄Д ̄;;
心臓が止まるかと思いました。
それにしても、
四朗、ピン子若けぇっ!
26年前だもんなぁ…